初心者もエキスパートも大満足のゲレンデを一挙紹介
今年の冬、雪を降らせる最初の雲の兆 しが見えるやいなや、スキーヤーとス ノーボーダーはしまっていた道具をそそ くさと取り出した。日本有数のゲレン デにスリリングなシーズンがまた巡って きたのだ。この国は世界的に見ても一流のゲレンデに恵ま れている。パウダースノーにシュプールを描いたあとのウィ ンターリゾートでは、一息ついて元気を取り戻すのに絶好 の方法も選り取り見取りなのである。
赤倉観光ホテルは、日本政府が国際的なリゾート地の 建設を推進していた1937年に開業した。創業者の大倉喜 七郎は、川奈ホテルやホテル・オークラの創設者でもあり、 「バロン・オオクラ」として知られた人物である。創業当 時の建物が1965年の火事で消失した後、スイス山間部の リゾートホテルを模した新しい建物になり、2009年にはスパ とスイートルームからなる新館がオープンした。

The Akakura Kanko Hotel’s private rotenburo are fed by spring waters from deep beneath the mountain.
威容を誇る妙高山の頂上からは息を呑むような絶景が広 がる。その中腹に立つホテルは標高1000メートル、新潟と 長野の県境近くにある。
客室数は57。プライベートの露天風呂つき(山麓の地 下深くに湧き出る源泉からお湯を引いている)スイートルー ムは充分な数がある。スパには4つのトリートメントルームが 備わり、レストランとバーの選択肢も多い。
今年の冬、妙高市は日本におけるスキー発祥の地とし て100周年を祝い、さまざまなイベントが催される。
「雪深いこの地は、小さな町ならではの人のぬくもりが感 じられるところです」と小池さんは言う。「それに妙高高原 には四季を通じて自然本来の美しさがあるのです」。

The Hotel Green Plaza Hakuba has many faces.
このホテルは白馬コルチナスキー場に面している。この 一帯で最大の積雪量を記録することが多いスキー場だ。そ ればかりか、もっとも急峻な滑降コースがあり、平均斜度 は36度、場所によっては42度にも達する。
「ここは日本アルプスの山並みのなか、標高3000メート ル以上の地点にあるので非常に良質なパウダースノーが深 く積もるのです」。こう語るのはホテルの広報担当、千國 佳子さん。
白馬コルチナスキー場とスノーボードスクールの受付は、 ホテルグリーンプラザのロビーにあるので、初めての人に 理想的だ。一方、冒険好きなスキーヤーにとって、コース を外れた林間を滑走する「ツリースキーイング」のサービス をホテルが再開したのは朗報だろう。
また「ホテルの『湯プラザ』では11種類の入浴が楽し めますし、スキーをしてお腹ぺこぺこの人にはグルメディナー バイキングが人気です」と千國さんは語る。
白馬東急ホテルも地元のホテルのひとつ。1959年に雪
を愛する人たちに向けて開業し、1998年の長野オリンピッ
ク直前に改装されて、世界中からやって来た競技者にトッ
プクラスの宿泊設備を提供した。
「白馬は東京や大阪を始めとする大都市から近距離にあ るのですが、毎冬、大量の雪が降ります」と語るのは同 ホテルの福島洋次郎さん。「年 間の降雪量は15メートルを超え、 膝の深さまでパウダースノーが積 もることが何度もあります」。
白馬の立地はウィンタース ポーツファンにとっては大きな 魅力。「急斜面から望む景 色ははっと息を呑むほど美し いのです。『こんなにきれ いな景色は見たことがない』とヨーロッパの方々もおっしゃいます。白馬のゲレン デは高低差が大きく、国内のどのスキー場よりもチャレンジ ングなコースとなっています」と福島さんは語る。
客室数は102。スキーの後には欠くことのできない温泉 (大浴場と露天風呂の両方がある)はもちろん、ヨーロッ パのスキーパラダイスにちなんで<シャモニー>と名づけら れたフレンチレストランがある。
少し足を伸ばして北海道に行けばこの国でトップクラス の雪を楽しめる。
ザ・グリーンリーフホテルは昨年12月1日にオープンしたば かり。ニセコビレッジスキー場のまさに麓にあり、部屋から ダイレクトにスキーイン・アウトができる。エレガントなデザイ ンの客室は全200部屋、スパ、温泉を備えるほか、屋上 のバーはその名も<アルティチュード>とふさわしい。

Club Med’s ski slopes are spacious and uncrowded with brief waiting times for lifts and fine powder snow.
ザ・グリーンリーフホテルの自慢のひとつが<五色>。 ビュッフェスタイルのレストランで朝食、ランチ、ディナーが 供される。地元で獲れた新鮮なシーフードと、道内で採れ た季節の野菜を使っている。
悩みごとなど家に置いてきてしまいたいと本気で考えて いる人には、札幌から東におよそ170キロいったサホロで、 クラブメッドが「オールインクルーシブ」ホリデイを提供し ている。
「オールインクルーシブ」ホリデイでは往復の航空券、 現地での移動、ホテル、初心者から上級者までのスクー ルに要する各費用がカバーされ、ゴンドラとリフトの一日フ リーパスがつき、飲み物が一日無料になる。それだけでは ない。朝食と夕食は盛りだくさんなことで有名なクラブメッド のバイキングなのである。
ホテルの玄関を出ればそこはもうゲレンデ。多彩なコー スは広々として空いており、リフト待ちも短く、パウダースノー はスキーヤーの夢だ。
若者のなかには一日のうち、雪の上以外の場所でも過 ごしたい人もいるだろうが、クラブメッドはその点も抜かりは なく、2歳から17歳までの参加者に豊富なオプションを用意 している。スカッシュ、プール、ジャグジー、サウナなどの 屋内施設のほか、スパやビリヤード室も備わる
赤倉観光リゾートスキー場
www.akr-hotel.com
ホテルグリーンプラザ白馬
http://hakubacortina.jp/index.html
白馬コルチナスキー場
http://hakubacortina.jp/ski/index.html
白馬東急ホテル
www.tokyuhotelsjapan.com
ザ・グリーンリーフホテル,ニセコビレッジ
www.thegreenleafhotel.com
クラブメッド・リゾート 北海道サホロ
www.clubmed.com.au/cm/resort-sahoro-japan





