商品のレビュー
あの賢いダイソンのエンジニアがすべて をやりつくしたと思ったばかりだったの に、またしても裏をかかれてしまった。 私たちの家を一層快適にする革新的 な製品がもうひとつ登場したのだ。もし あなたがダイソンDC31ハンディクリーナーを使ったことが あり、その特質を失うことなく、もっと遠くまで届く全フロア 対応の強力版があればいいのにと思ったのなら、デジタ ルスリム DC35 マルチフロアーは要チェックだ。
ダイソンいわく、これは世界の市場に出回っているな かでもっとも強力な軽量コードレス掃除機なのだそう。と にかく一番近いライバル製品より2倍もパワフルとか。週 末にかけてとっくりとテストした結果、私はこの謳い文句 に充分納得している。
私はたまにベッドルーム、階段、テーブルの下など狭く て手の入りにくいところをさっときれいにしたいときがある。 普通の電気掃除機だと押し入れから取り出してコードを引っ 張り出し、正しいアタッチメントを取りつけ、どこか都合のい いところのコンセントにプラグを差す。これが実に面倒だ。
万能にしてコンパクト、コードレスで軽量のDC35は、ど ちらかといえば狭くて収納スペースが限られている日本の 家庭専用に作られたと思うほど。
まず第一に、“ドッキング・ステーション”のおかげで簡単 にアタッチメントと一緒に壁に掛けられる(そのままでも、 別のところでも充電できる)。だからいつでも手早く気軽 に手にできる。
ひとたびスタートするや、私はホコリが吸い込まれて いくのを実感することができた。滑らかな表面と比べて、 掃除をするのが大変なはずのカーペットでさえ。その秘密 は専用のモーターを搭載したクリーナーヘッドがカーペッ ト、タイル、石を始めとして、表面の硬軟を問わず、あ らゆるフロアで高性能を発揮するから。しかも静電気の 発生を抑える、きめ細かなカーボンファイバーブラシが固 いフロアで威力を発揮し、回転するナイロンブラシがカー ペットの細かなゴミをかき出す。
フロアだけではない。手に取ってみてわかったのだが
素晴らしく軽いので、高いところ ―― クローゼット、照
明器具、天井、エアコン、ドアやカーテンの高い部分
などを掃除するのもぐんと楽になった。
ヘッドが180度回転するため、背の低い家具や狭い 隅、厄介なすき間なども逃れることはできない。それに取 り外し可能なリーチの長いパイプのおかげでヘッドは事 実上あらゆるところに届く。
万能なことはさっき言いましたっけ? パイプを外せば、 あら不思議。かっこいいハンディクリーナーに変身して、 手早い掃除、ポイントを定めた掃除、室内装飾品の掃 除、クルマの内部の掃除ができる。
クリアビンの内部にたまったホコリやゴミはいつでも見 える。だから一杯になったらボタンを押すだけでキャニス ターがリリースされ、素早くゴミ捨てができる。面倒な紙 バッグはなし!
聞くところによると、 デジタルスリム DC35 マルチフロ アーの心臓部には、デジタルモーターが収まっている。こ れが通常のモーターと比べて最大3倍の速さで回転して強 力な遠心力を生み、しつこいホコリやゴミをキャッチする。
使用時間が延びたのも大きな魅力。DC31では2つの モードのどちらかを選ぶことによって6分から10分間使用 できた。DC35ではレギュラーモードが15分に延びた(モー ターつきクリーナーヘッドを取りつけた場合は13分)。強 力な吸引力を発揮するハイパワーモードは6分、これでも 狭い部屋や廊下なら充分だ。
“トリガー”を引いていないと自動的にスイッチがオフにな り、パワーをセーブするのはDC31と同じ。使用中はずっ とオンの状態が続くボタンを好む人もいるかもしれないが、 トリガータイプはバッテリーパワーを無駄なく使い切り、 環境にも優しい点で優れている。





