近年の熱狂的なトランスシーンと比較すると、こ
れまで割と平静を装っていた感のある2009年。
しかし、ここへ来て新たなエレクトロミュージック
の狂騒が日本を襲う。その中心となる人物が他な
らぬZiki Bar。タワーレコード&HMVでベストセ
ラーとなった『Tokyo-Tel Aviv』シリーズと前作
『Eliminator 2』を引っさげて日本のエレクトロ
ダンスシーンに爆発的な勢いで登場したDJだ。
Zikiは、インドのゴアをルーツとし1990年代半
ばに発展した“サイ-トランス”と呼ばれるサウンドを
作り上げたパイオニアの一人。2000年初頭、よ
りメインストリームなサイ-トランスのサウンドが、
日本のエレクトロダンスファンの心を掴むと、それ
まではマイナーな集まりに過ぎなかったサイ-トラン
スは、パーティに飢えた人々を数千人規模で集め
る、熱気と熱狂に包まれたムーブメントへと変貌
を遂げたのである。
Zikiのレーベル『Noga Records』は、Sesto Sento、 Gataka、 Vibe-Tribe、 System- Nipel、 Ananda-Shakeなど、サイ-トランス・シー ンを語るうえで欠くことのできないクリエイティヴ なDJを擁する。Nogaの音楽的ミッションは、真 のサイ-トランス・サウンドの精神をリスペクトしな がらも、常にその限界に挑戦するというもの。メ ジャーサウンドのメロディやヴォーカルを悪びれも せず取り入れつつも、常にトップクオリティーのサ ウンドを提供する。
そのZikiは現在、2010年初めにリリース予定 のニューアルバム『OutStanding』の制作に取り かかっている。また最近では、ミツモトヒデユキと のコラボユニット『ZikiMoto』や、宇多田ヒカルの 『Traveling』のリミックスで注目を集めたことも 記憶に新しい。メキシコと韓国ではすでに人気が 最高潮に達しており、今後は彼の地でのパフォー マンスも予定されている。
また、年末にかけては、関西、愛知でのツアー
も予定されている。必ずやこの機会にZikiのサウ
ンドを体験してみては。
www.noga-records.com/
www.myspace.com/zikinoga





